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kichikoの刺繍展 -なんで刺繡にしたんだろう-
kichikoの刺繡展
-なんで刺繍にしたんだろう-
刺繍の展示なのに、なぜ疑問に思うのだ。
そんなことはさておき、
とにかくひとつひとつの作品が、刺繍の概念を覆してくれるようなモチーフであったり、表現であったり。
動物あり、植物あり、神仏あり。
不思議だけどうつくしくて、感心したり、クスリと笑えたり。
かわいいような、でもちょっとコワいような。
「なんでこれを刺繍にしたんだろう...」
沸々とそんな疑問が心に浮かびつつも、その独特な刺繍の世界にくぎ付けになる。
見たい、もっと見たい!
そんな気持ちがついに叶います。
ユニークな世界観の中の細やかなテクニック。組み合わせの妙。
なぜここがキラキラしているんだ。
これはなんのパーツなのか。
この不思議な立体感は。
そもそもいつ使うんだろう。
さまざまな感情が渦巻く、kichikoの世界。
100点近くが一堂に並びます。
どっぶりとその世界に浸れる貴重な機会です。どうぞお見逃しなく。
kichikoの刺繍展
-なんで刺繍にしたんだろう-
2024年2月16日(金)-21日(水)
12:00-18:00
作家在店 2/16・17・18
場所 土脈
新宿区神楽坂6-16 2F
刺し子から見る多様な世界 TERASの刺し子展
刺し子から見る多様な世界
「TERASの刺し子展」
2024.1.26-31
12:00-18:00
栃木県の就労継続支援事業所「TERAS」で生まれる刺し子作品を小物からウェアまで、一堂にご覧頂く展示です。
TERASは、生きづらさのある方々の継続的な就労支援を通し、その居場所や社会との接点、仕事を生み出していくことを目指し活動するブランドであり団体。
求められるものづくりをすること、持続性があること。それぞれの個性が認められるものであること。それらを刺し子によって模索、表現、挑戦しています。
刺し子もさまざまで、シンプルに刺したものもあれば自由に色を変えながらイメージのままに刺したものもあり。
その作風、デザインに合わせて生成りの布、藍染の古布、ベースとなる布もセレクトされ、純粋に「欲しい!」と手に取りたいものばかり。
私もはじめはそうして目に留め、そこから就労継続支援の話を伺いました。
そうやってその活動を知るきっかけがここにある。ということにも大きな意味があると思う。
作品と、その活動。どちらが先でもいいから、さまざまな世界があることをまずは知る。
それが多様性の始まりなのだと思います。
元旦に能登半島地震が起こり、SNSでも日々いろいろな立場からのさまざまな発信が見られます。そんな中、交通の便が悪く・過疎地であり・高齢化も進んでいる土地をどうしていくのか、という議論が起こっています。これは東日本大震災のときにも見られたことだけど、ある方向から見ると非効率に見える物事をどう捉えるのか。見え方というのは自分がどの方向から見るのかによって随分と違います。多数であることが正しいことであるとは限りません。多様であることを認める。認め合い、尊重する。そうやって豊かな多様性を感じながらいろいろな立場の人がより良く生きられる社会を望みます。
刺し子から見る多様な世界
「TERASの刺し子展」
2024.1.26-31
12:00-18:00
場所 土脈(新宿区神楽坂6-16 2F)
初日の1月26日(金)18:30~TERASのスタッフである山中さんによるトークイベントを開催いたします。
Instagramのライブからもご覧いただけるようにする予定ですが、当日はプロジェクターを使ってTERASの取り組みや就労継続支援事業所について分かりやすくお話しくださいます。エネルギー溢れる刺し子の作品を実際にご覧いただき、その背景をひとりでも多くの方に知っていただく機会にして頂けますと幸いです。
刺し子から見る多様な世界 トークイベント
【日時】 2024年1月26日(金)18:30~(1時間程度)
【場所】 土脈 新宿区神楽坂6-16 2F
【参加費】 無料
お申込みはこちらのフォームより。
※トークイベントは無料ですが、会場に募金箱を設置させていただきます。集まりましたお金は、能登半島地震で被災された工芸・ものづくりの支援団体・または個人へ充てさせていただきます。