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マタタビ細工のワークショップ
少し前は知る人ぞ知る、と言ってもよかったマタタビ細工ですが、今では多くの人がその存在を知り、「使ってみたい」と思う編み組み品のひとつ。
白っぽい木肌がやさしい印象で、だんだんと色が濃く変化していく様子も長く楽しめるということはもちろん、機能としても、吸水性が高く、あたりがやわらかいという特性があります。そのため、中に入れるものを傷つけず、野菜やお米などの水を切るのにも最適。かごやざるにもってこいな素材です。
マタタビを素材とした編み組みはいくつかの地域で見られますが、福島県の会津地方のさらに奥、奥会津と呼ばれるエリアのマタタビ細工は特に有名です。
三島町、金山町、昭和村、只見など、雪が深く山の豊かな土地で、jokogumoもOPEN当初より奥会津の作り手たちに様々なかごやザルを作っていただき、お客様にご紹介してきました。
そしてついに!
念願のマタタビ細工のワークショップのご案内です。
教えてくれるのは福島県の昭和村在住の菅家豊さん。(編み組み界では超若手!)
伝統を受け継ぎながら新しいことにもチャレンジ、研究熱心にその経験を積まれていて、jokogumoでは昨年よりそばザルや米研ぎざるをご紹介しています。
今回は短時間でその素材の特徴を知ることが出来る1時間コースと、がっつりひごと向き合う5時間コースで企画しました。
ご予定や興味に合わせて是非ご検討ください。
『マタタビの猫玉風鈴づくり』
日時:2024年6月22日(土)
10:30~11:30
参加費:2,750円(税込)
マタタビのヒゴを使い、鈴の入った丸いボールを作ります。
マタタビを知らなくても「猫にまたたび」なんて言葉は聞いたことがある人も多いと思います。
猫ちゃんがいるおうちはそれを猫に与えると、それはそれは大喜びで遊ぶことと思いますが、猫ちゃんのいないおうちでも楽しめるよう、今回はそのボールの下に短冊をつけ、風鈴として掛けられるように仕上げます。とはいえ、強い風が吹けば鳴る、くらいのもの。集合住宅にお住いの方も音を気にせず、インテリアとしてお楽しみください。
また短冊には群馬で手漉き和紙を制作されている桐生和紙・橘美紀さんの和紙を、吊るし紐には昭和村のカラムシやアカソなどの植物を使った縄をお使いいただきます。伝統を受け継ぐそれぞれの手仕事や素材に思いを寄せることができる組み合わせです。
※玉の中に入る鈴を替えたい方はお好きなものをご持参いただいても◎
※猫ちゃん用に短冊なしをご希望の方はお申込み時にお知らせください
お申込みはこちらよりどうぞ (6/7 12:00より受付)
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『マタタビの六つ目ザルづくり』
日時:2024年6月22日(土)
13:00~18:00
参加費:6,600円(税込)
持ち物:レジャーシート(水を使います)
お尻の下に敷くもの(床に座ります)
六つ目編みはひごを組み合わせ六角形の隙間を作りながら編んでいく技法。
最後に少し立ち上げて縁を作ります。
直径18㎝程度、見た目はシンプルですぐ出来てしまいそうに見えますが、これで4~5時間コースです。
しかもひごはすでに丁寧に整えてくれているものを使うので、本来はどんなに手間が掛かるのか、というのを身をもって体験することが出来ますよ。これまで何気なく見ていたかごやザルへの見方が変わります。
お申込みはこちらよりどうぞ (6/7 12:00より受付)
なかなか都内でマタタビのものづくりを体験できる機会ってないかと思います。
みなさまのご参加、お待ちしております。